ペナンで林芙美子が滞在したのはイースタン&オリエンタルホテル

Pocket

では、林芙美子がペナンで滞在したホテルはどこなのか?
「南方従軍ノート」には、
滞在したホテルについて次のような記述がある。
「ペナンホテルに泊る ホテルのうしろ海なり。
(略)サロンの天井は園いドームなり。部屋より
海の音きこゆ」
もちろん、「ペナンホテル」というホテルは
現在は存在しない。
とりあえず、町で一番古いホテルを調査。
1885年創立の由緒ある高級ホテル
イースタン&オリエンタルホテル。
eohoteru.jpg
ロビーの天井は、なんと、丸いドーム!
domujou.jpg
ホテルの後ろは海!
umisoba.jpg
ホテルの歴史が書いてある本によると、
1941年の日本占領時代は、ホテルは
「Penang Haitan Ryokan」という名で日本軍に
接収されていたという。
「Haitan」とは、「兵站」のことなのではないか?
当時日本軍は占領した土地のホテルを
兵站旅館として接収しており、芙美子もほぼ軍指定の
兵站旅館に泊まることが多かった。
つまり、ペナン兵站旅館、通称、ペナンホテル、
ということだろう。
芙美子が書いたホテルの記述と、
イースタン&オリエンタルホテルの歴史により、
ここに彼女が滞在したと私は考える。
それにしても、日本軍が接収したホテルは
どれも、西欧植民地時代に建てられた、
町の超一流のホテルだ。
イースタン&オリエンタルホテルには
サマセット・モームやヘルマン・ヘッセも
宿泊していたことがるという。
こういうところに、日本軍や林芙美子も
滞在していたのです・・・





コメントする





Contact Us