Соколова Kiyomi Yamashita

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山下聖美 文芸研究室

スラバヤからジャカルタに戻り、
バリに行っていました。
ヒンドゥー教徒が多く、世界有数の観光地であるバリは
今まで回ってきたインドネシアとは雰囲気がまったく異なります。
林芙美子は、昭和18年1月25日から28日まで
バリに行っていました。
デンパサール、キンタマーニ、そして「アグン湖」
を回ったと記録にありますが、
「アグン湖」はなく、「アグン山」か湖であるならば
「バトゥール湖」であると思われます。
kintamanikara.jpg
キンタマーニからバトゥール湖を望む。
(アグン山は、山火事の影響で行くことができませんでした・・・)
芙美子はバリをとても気に入っていたようで、
戦後、「作家の手帳」において
「私は、どうかすると、時々、遠い夢の記憶の世界
に消えて行った、南のバリー島の或日を思い出すことがあります。
(中略)すべてがシンプルな生活、そしてシンプルな法則。
バリー人達は、愉しく、自然にたはむれて暮していると
云つた極楽鏡を見ては、私は、バリー人に帰化できるものなら、
そこへ住んでみたいと思ひました。」
baritanbo.jpg
バリの田圃に陽が沈みます。
本日がインドネシア最後の日。
明日、日本に戻ります。

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