1Nov
7月までかかりきりだった江古田文学。
林芙美子没後60年の編集担当をしていました。
海外出張前の、あの慌ただしい日々を思い出します。
帰国後、無事、できあがっていた!
■全国 林芙美子展カタログ 2011」
・東京
落合/新宿区立林芙美子記念館
Pick Up! 1 新宿区立新宿歴史博物館
江古田/日本大学芸術学部図書館
日本大学芸術学部文芸学科資料室
・長野
角間温泉/林芙美子文学館
上林温泉/塵表閣
・尾道
文学記念室(おのみち文学の館)
尾道市立中央図書館
喫茶おのみち芙美子
・北九州
小倉/北九州市立文学館
Pick Up! 2 軍人屋
門司/林芙美子記念資料室(旧門司三井倶楽部)
・鹿児島
城山町/かごしま近代文学館
Pick Up! 3 桜島/ふみこの店
・伊香保
竹久夢二伊香保記念館
コラム 装丁に見る 夢二と林芙美子 〔文:木暮享館長〕
?神奈川
横浜/神奈川近代文学館
■林芙美子の現在
巴里へ行く 中丸美繪
林芙美子と山田詠美 可能涼介
架空街頭インタビュー「星の流れに」石川達三の涙 下原敏彦
山々よ(創作) 荒井隆志
林芙美子の詩の魅力―〈私〉の魅力と〈母〉という光源 鯉渕史子
吟詠『放浪記』 曳尾庵璞
放浪記 見えるもの見えないもの 猫蔵
林芙美子の『放浪記』を、ハイデガー哲学で読み解く 山崎行太郎
魚食系女子だった林芙美子 藤野智士
冬への門出―林芙美子『牡蠣』と工業化の波 川﨑悠嗣
「晩菊」にみる林芙美子の男らしさ 村上玄一
映画「浮雲」が名作の理由―成瀬巳喜男の入浴シーン演出 小柳安夫
『浮雲』における音楽の装置的役割 ~ピアノの場合~ 小澤由佳
ゆき子と富岡の人物像についての覚書き 稗田希美
林芙美子の文学と母 クリハラ冉
桐野夏夫の小説、『ナニカアル』を読む! 大和田守
新たな林芙美子像の出現―桐野夏生『ナニカアル』を読んで― 平岡敏夫
■学生が読む『浮雲』 ~富岡と私、ゆき子と私~
加藤亮二/小芝崇訓/望月美沙/明賀志秋/名取和輝/佐藤麗菜/
近澤友紀子/一瀬りさ/八木拓磨/高橋由衣/武田寿正
■『浮雲』 ―伊香保篇―
原作・林芙美子 漫画・大串萌
美術学科4年、大串萌さんによるマンガ『浮雲』(左ページ)
■林芙美子研究の今、そしてこれから
―今川英子氏、清水英子氏、望月雅彦氏、山本秀麿氏、四人の研究者へのインタビュー
山下聖美
■連載5 林芙美子の文学―『浮雲』の世界をめぐって― 清水正