23Aug
林芙美子は昭和九年に、北海道を巡った後、
六月四日に船でサハリンの大泊(コルサコフ)に上陸しました。
そのまま豊原(ユジノサハリンスク)へ向かい、
「花屋ホテル」に宿泊したのです。
サハリンの旅を描いた作品として、エッセイ「樺太への旅」や
小説「雷鳥」などがあります。
林芙美子とサハリンとの関連については、
「宮沢賢治と林芙美子における、樺太(サハリン)」(「藝文攷」2013、2)
において触れましたが、もう一つ、サハリン国立総合大学発行の書籍
に「サハリンを描いた日本文学」というテーマで寄稿しました。
本日、掲載本を頂きました!
さて。。。
今日はとにかく一日中、ユジノサハリンスクを歩きました。
樺太時代の建物も残っていたり・・・
新しくなったチェーホフを記念館を見たり・・・
そして明日はいよいよ、芙美子が愛した街、ポロナイスクの
現地調査を行います。