4Aug
いったんジャカルタを離れ、ボルネオ島へのバンジャルマシンへ。
林芙美子は、昭和17年の12月から1月にかけて、20日間以上、
バンジャルマシンに滞在している。
バンジャルマシンを題材とした詩作品をいくつか残しており、
明日からのその地をめぐる予定。
ジャカルタ、スカルノ・ハッタ空港から出発。
隣はバリ島行の便。たくさんの観光客でにぎわっていた。
従軍中、芙美子もバリに行っている。
飛行機でジャワ海をわたり、一時間もすると、ボルネオ島!
雄大なバリト川。
芙美子も飛行機でバンジャルマシンに到着している。
「満目すべて緑、固い緑のひろがりの中に飛行場を見出して
アメリカのテキサスとはこの様な処ならんとふと頭をかすめる。
緑が荒涼として眼にうつる」
と日記に記している。
街が見えてきた。
飛行機着陸。
イスラムの方たちは機内食を食べない代わりに
ラマダングッズ?をもらっていた。
到着。