24Sep
林芙美子は、1943年3月8日にパダンに到着し、
軍指定の大和ホテルに滞在している。
大和ホテルは、現在のイナ・ムアラ・ホテル。
地震で倒壊してしまい、
現在はリニューアル中。
このように、パダンの街にはまだ、地震によって
倒壊した建物ものが見受けられる。
ちなみに、倒壊した学校関係の修復の70パーセントは
日本の援助によるものだという。
続いて、パダン国立大学へ。
とんがっている屋根は、西スマトラの伝統的なかたち。
よーく見ると、屋根の部分が壊れているが、これも
地震のため。
パダン大学の女の子たちと。
キャンパス内は、なぜか女だらけ。
女子大でもないのに。
パダンでは、女性のほうが圧倒的に強いのだという。
指導権は女性が握るのが普通。
最近やっと、男女平等(?)になってきたが、
離婚をしたら、男性はすべての財産を女性に
渡さなければならない、とか。
完全なる母系社会なのです。