4May
大連に降り立った芙美子はすぐに、
満鉄本社に向かいます。
今も残る満鉄本社建物。
ここで芙美子は長春までの鉄道切符を買おうと
しますが、「個人の場合はダメ」と言われてしまったようです。
(しかし、その後、理事にかけあって切符を手にする芙美子なのでした)
さて、満鉄と言えば、満州において
日本の植民地経営の中心となった大会社。
この満鉄が大正3年に開業したのが
大和ホテルです。
現在も残っています。↓
後に芙美子はこのホテルにも滞在したようです。
良いホテルであるとほめています。
大連に一泊し、8月27日、
鉄道でハルピンへ。
こちらは昭和12年に新築落成した鉄道の大連駅。
現在の大連駅。↓
こうして芙美子は鉄道でハルピンへ一直線に向かっていきます。
ロシア色が濃い街、ハルピン。
私も行ってみたい・・・
芙美子の中国大陸一人旅はまだまだ続きますが、
私は大連までで、いったん日本に戻ります。
二泊三日だとこのくらいしかできないのですね。