25Jun
直江津を後にし、電車で一時間ほど、
親不知の駅に到着しました!
林芙美子のエッセイ「親不知」には次のように書かれています。
「汽車の窓から見える民家の屋根の上に、
沢庵石のようなおもしが風よけにごろごろ置いてあるのが、
ひどく風雅なものに思へ、北陸線親不知の小駅に降りてみた
事があった。
小雪の降って来そうな空あひで、駅の低いホームから
一眸の日本海は、茫々と只かすんでみえてゐた」
親不知で芙美子は鯖のさしみを食べてから
海岸を歩いたようです。
「親不知の浜辺は小石濱とでも云った方が
判りよい程、美しく洗はれた小石の汀で、波は荒い」
と描かれた海岸↓