19Aug
札幌から電車で約三十分ほどの
美唄市に行ってきました。
街のキャッチフレーズは「美しき唄のまち」。
この由来は林芙美子にあるといいます。
昭和17年8月、文芸報告運動講演会でここを
訪れた芙美子は「美唄の町は美しきうたとかくなり」
で始まる詩を描きました。
現在、芙美子の詩碑が市役所前に建立されています。
芙美子の直筆がそのまま
碑になっています。
美唄を訪れた昭和17年8月といえば、
南方視察に行く直前。
ちなみに9月には、インドネシアにて
林芙美子を中心としたシンポジウムが開催されます。
私は「アジアの中の林芙美子」というタイトルで発表予定。
そしてその前に・・・
22日から一週間、サハリンに林芙美子(と宮沢賢治)の
調査にでかけます。