4Apr
昭和四年七月七日、林芙美子の処女詩集『蒼馬を見たり』
の出版記念会が、駒形の鰻屋「前川」にて行われました。
「前川」は、今も営業中。
当時の場所は現在はこのように
石碑が建つだけですが、
すぐそばの川沿いに、立派なお店が建っています。
今日、お供してくれたのは、
「新人小説月評」のときにお世話になった
編集者Nちゃん。
隅田川の夜景をみながら
うなぎを堪能しました。
浅草と言えば、「放浪記」に出てくるのは
駒形の「どぜう屋」ですが、私はどぜうが苦手なので・・・
ちなみに、最初は芙美子がひいきにしていた
銀座「いわしや」へ行く予定だったのですが・・・なんと、
閉店していたのです!
いつか行こうと思っていたお店がなくなっていたのは大変さびしいこと。
思いたったらすぐに実行にうつさねば、としみじみ実感。