20Oct
森光子さんの後を継いで仲間由紀恵さんが主演をつとめる
舞台「放浪記」が10月14日からはじまりました。
私はプログラムに「小説『放浪記』と林芙美子」を書かせてもらっています。
これは私にとってとても感慨深い仕事となりました。
学部時代から院生時代、じつに約6年もの間、
私は東宝関連のいろいろなプログラムやら資料やらを整理する
アルバイトをやっておりました。
学生時代、いろんな意味で一番お世話になったバイト先です。
ここにはもちろん歴代の「放浪記」のプログラムもありましたし、
菊田一夫関連の資料もあり、上司からはいろいろな話をうかがっていました。
あのとき、埃まみれで、暗い書庫で、日がな一日プログラムに
囲まれていた私が、ここに原稿を書くようになるなんて!
それも、菊田一夫の原稿の次のページ!
ほんとにうれしいです。