15Aug
スラバヤはなんだか日本に似ているような、
落ち着く街だった。
本日、トラワスに出発する前に、
スラバヤ国立大学のヨフィンサ先生と会う。
ヨフィンサ先生は、南方徴用作家研究の第一人者
木村一信先生のお弟子さんで、
阿部知二の「死の花」をインドネシア語に翻訳した方である。
阿部知二も林芙美子も1903年生まれ。同じくジャワに滞在している。
共通点があって面白いね、とヨフィンサ先生と話しながら、
スラバヤ国立大学へ。
日本語研究室の先生方と記念撮影。
国際交流基金から来ている日本語教師の
女の子たちもいました。
任期は二年。がんばってください!
ヨフィンサ先生は中央。
さて、いよいよトラワスへ!
スラバヤからは車で二時間くらい。
高速道路の工事とラッシュでけっこう
時間がかかるのだという。
ペナングアン山が見えてきた。
まるで日本の景色のよう。
芙美子はこの山を、何度も「美しい」と
メモや日記にの書き残している。