17Sep
林芙美子は「スマトラ 西風の島」
の中で、パレンバン滞在中のホテルについて
記述している。
ホテルの二階に宿泊し、窓からは近くの池が見え、
瑞穂学園の生徒たちが池の周りを行進していたのだという。
当時からあるホテルで、
日本軍関係者が多く宿泊し、
池が見渡せるホテル。
モッタさんによれば、それはここしかない、とのこと。
Hotel Swarna Dwipa
実際にうかがい、ホテルの方にお話をうかがった。
右、マゼナさんと、左、ドニさん。
確かにこのホテルはオランダ時代からあり、
Hotel de Buy という名で、STANVAC
という会社の宿泊所であったそうだ。
旧館は昔のまま残っているという。
この二階から芙美子は池を見た。
窓から見える景色をバルコニーから望む。
池が見える。
今でもこの池の周りをジョギングしている人がいる。