31Mar
年度末の今、来年度の研究計画や授業のことをぐるぐると考えています。
ぐるぐるぐるぐる考えて一番強く思ったのは
「林芙美子全集を作りたいな」ということ。
もちろん、一年でできることではなく、大きな計画に
なるのですが・・・
不思議なもので、こんなことを考えている真っ最中に
ご著書だけで知っている尊敬する研究者の方からお電話をいただき、
びっくり&うれしい気持ちを味わいました。
いろいろご教授いただきたいなと思います。
さらに不思議なことは続くもので、
最近なぜかマイブームで、やたらとその話ばかりしている
「世田谷文学館」(芙美子の資料もあります!)。
ここの学芸員の方に昨日の松本俊夫先生のパーティーで
お会いすることができました。
日芸映画のご出身で、新宿歴史博物館にもいらっしゃった方なので
林芙美子のことをよくご存じでした。
縁って面白いですね。
縁と言えば、林芙美子との縁は私が大学一年の頃、
なぜか、一人旅がしたくなり、なぜか、広島に行き(まったく目的なし)
尾道に行ったときに林芙美子の展示を見たのがはじまりです。
当時の尾道と林芙美子展示の写真が見つかった!
「はじまり」と言っても、研究対象にするなど微塵も思わず・・・
というか研究者になるなどさらに微塵も考えていずに、
今の100倍ほどのナマイキぶりを発揮していた時代であったので
「林芙美子、へー」ぐらいにしか思ってませんでしたが・・・
あれからもう20年、人生って不思議ですね。