KIYOMI SOKOLOVA-YAMASHITA

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ソコロワ山下聖美 文芸研究室

ジャグンを求めてプリゲンまで夜のドライブ

ジャカルタでは6時がブカ・プアサ(断食明け)
であったが、こちらは5時半。
hutari.jpg
スラバヤからトラワスまでいつも一緒に行動している
トゥリさんとドライバーのルディさん。
彼らももちろんイスラム教徒なので
プアサ中。
ちなみに彼らはよく「お祈りタイム」
している。一日に五回、普通に
「ちょっとお祈りに」という感じなのです。
私も昼食だけプアサ(断食)。
皆食べないのでごく自然にそうなる。
トゥリさんとルディさんはブカ・プアサの瞬間に
水を飲み、そしてタバコをスパスパ吸い始め、
吸い続ける。
断食明けのタバコ、体に悪そう。
しかしお酒は飲まないので私も飲まない。
昼食抜きと酒抜きでだいぶスリムになったかなと
感じる。
しかし、5時半にブカ・プアサ!とともに、
糖分過多のインドネシア料理を食べるので
プラスマイナスゼロかもしれない・・・
yataimesi.jpg
本日は屋台で買ってきて食べた。
「屋台のほうが絶対においしい」
らしい。ヤギ肉サティが人気だが、
私は鶏のほうが好きかも。
今日ぜひ食べたかったのが、トラワスで芙美子が
「おいしい!」と書いていたジャグン(とうもろこし)。
ここは涼しいのでどうもろこしが取れる。
近くの屋台に売っていなかったので、
(でもどうしても食べたかったので)
プリゲンまで車で買いに行く。
林芙美子もまた1943年1月15日に
「かご」でプリゲンまで行き
「美しい避暑地」と書いている。
プリゲンまでの夜のドライブは
とても素晴らしかった。往復30分ほど
だが、山間の村々を走っていくので、
夜景&星&月&ナイトジャングルっぽい自然
を満喫。
そしてジャグン!
jagun.jpg
焼いた後に、バターとチョコをぬってくれた。
これが・・・おいしくてびっくり。
もちろん、芙美子の時代はこれらをぬっていません。

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